子供たちは、ゴールに向かって坂道をぐんぐんのぼっています。来週27日(土)の運動会に向けて、運動会練習のペースがぐんと上がりました。運動場での実践練習、ペア練習、動画でチェック練習など、様々な方法で自分たちの技を磨いています。
このごろ急に暑くなってきました。体力的にきついでしょうが、本当によくがんばるなと感心します。そんなきつい坂道をのぼる力はどこからわいてくるのでしょうか。
「運動会でみんなに拍手をもらえること」「すごい!と言ってもらえること」などのような、他者評価が励みになってい子、「ソーラン節をおどりきった自分はすごい!」「台風の目で勝つ!」「リレーで追い抜かす自分!」などのように、目指す姿をイメージしてモチベーションを高めている子など、運動会の価値をどこに置いているかは、一人ひとり異なります。
一人ひとりがもつ「運動会の価値」、どれもその子の成長につながるはずです。子供がめざしている運動会での成果を、後押しするのが私たちの役目でないかと考えます。「坂道をのぼる力」は、「こういう成果を出したい」という一人ひとりの願いからわいてきているのではないでしょうか。
成果は「変容」を知って感じられます。「前は○○だったけど、練習したら☆☆になったね!」というような対話から、互いの変容を実感することができます。活動の後のこういう振り返りの場面、大切です。