本校は、令和2年度3月より新校舎での生活を始めることとなりました。木のぬくもりのする温かみのある教室、窓が大きく光が注ぐ明るいワークスペース、みんなで集い語り合い、活動できる開放的な大階段等過ごしやすい環境です。電子黒板やプロジェクターが常設され、センサーによる電気や水道設備など令和の時代の校舎となりました。また、島田市の通級指導教室も設置され、市内の小学校や園から多くの子供たちが通ってきます。今後は体育館や駐車場、グランドなどの整備が2年間かけておこなわれていきます。工事途中の部分については御不便をおかけする面もあります。御理解と御協力をお願いいたします。
校舎は新しいですが、本校の歴史は古く明治6年に島田郷学校として創立されたことにさかのぼります。明治10年に「島田学校」と改称、昭和23年島田市制が施行されると同時に「島田市立島田第四小学校」に改称された歴史ある学校です。学区の北からは大津谷川、西からは伊太谷川が流れ、北側の小高い丘には茶畑もありますが、全体的に平地で、宅地化が進んでいます、旧東海道などの幹線沿いには商店街が並び、島田市の中心でもある市役所やおおるり、図書館や保健センター等多くの公共施設があります。近年、自動車の往来も激しくなっている中、大変多くの地域の方が、登校する児童への声かけや見守りを続けてくださっています。
そのような地域との関わりの中で、本校の子供たちは、大変素直で明るく、優しい気持ちが育っていると感じます。また、昨年度までの取り組みにより自分の考えたことを言葉でしっかりと伝え、相手の言葉をきちんと受け止めようとする態度が育っています。
本年度も学校教育目標「心豊かでたくましい子」の育成をめざし、自分のよさがわかり、自分に対する信頼・自己肯定感をもって、自分で考え行動すること、お互いの違いを認め合いながら温かな関わり合いを創り、互いの良さを伝え合うことを重点的に行っていきます。
自分のよさや可能性を広げるためにも、子供たち一人一人にとって居場所がある学校づくりを目指します。合い言葉は「明日が楽しみになる学校」です。
まずは、私たち職員が、笑顔を忘れず、一人一人の子どもの話をよく聴き、心を受け止め、よさを認め、やる気と自信を育てる教育を推進していきます。
昨年より感染拡大防止のため、保護者の皆様や地域の皆様には思うように学校に来ていただくことができなくなっています。子供の成長のため何が大切かをよく考え、保護者の皆様、地域の皆様の願いに応えるよう、効果的で魅力のある学校教育活動を推進していきます。御理解と御支援をよろしくお願いいたします。
島田市立島田第四小学校長