2年生と4年生、2学年の差ですが、小学生の段階では体力、知識、好みなど様々なちがいがあります。5月10日(水)、2,4年生のペアが交流学習がありました。このような異学年間で行う交流学習では、他学年との互いのちがいを受入れることがねらいです。
上の学年の子が、下の学年のことを考えることが基本パターンです。「2年生はどんな遊びが好きかな?」「どのくらいの時間なら走れるかな?」「どんな話し方をすればわかってくれるかな?」と、想像力を働かせることが必要です。そして、けががないように安全に。
気を遣ってもらう立場から、気を遣う立場になった4年生にとっては、貴重な経験となります。
4年生はきっと体より心が疲れたことでしょう。でも、2年生が楽しむ姿を見ると、その疲れは心地よいものになったことでしょう。
自分と他者とのちがいを受入れることは、みんなが気持ちよく生活するために必要な「技」です。技は意識的に磨き続けることで高まっていきます。もうすぐ運動会。こういう「心の技」も磨いていきます。