3月16日、大変立派な卒業式でした。輝く未来を予感させるものでした。卒業は、子供たちにとってはもちろん特別な日ですが、6年間を見守ってきた保護者の方にとっても、大変感慨深いものです。来賓を代表してお話ししてくださった、PTA会長さんのお祝いの言葉が大変心に響きました。「幸せになってほしい。それが親の願い・・・。」と。
「幸せ」って、どのようにして「なる」ものなのでしょうか。一生懸命勉強してなりたい仕事につくこと、好きなスポーツをがんばって活躍すること、明るく楽しい家庭を築くこと・・・。幸せにはいろいろな形がありそうです。
侍JAPANのように、何か大きな目標を達成することはもちろん幸せです。でも、幸せはもっと身近にあるような感じがします。幸せは「感じるもの」。そう考えることができると、だれもが幸せをつかめるような気がします。
幸せになれるかどうかは、その人の考え方次第かもしれません。いつも人と比べていれば劣等感を感じやすくなるでしょう。普段の生活の中で「こんなの当たり前だ」と思うことが多ければ恵まれていることにも気付きにくくなってしまいます。
幸せになるためには「幸せの感度」を高めることが大事だとききました。今日元気に学校に行けたこと、遊んでくれた友達がいたこと、家族とおいしいご飯が食べられたこと・・・。こんなことが毎日続き「当たり前」と感じられたとしたら、それはなんて幸せなことでしょうか。
些細なことも「よかったな」と思えるようになり、日々、幸せを感じながら進んで行ってほしいいと願います。