大階段がライブホールに!4年生が音楽の時間に歌った歌、演奏した曲を披露しました。「時間があったら見に来てください」と控えめな事前のお知らせでしたが、大盛況でした。きっと、日頃の練習の音で、4年生ががんばっていることがみんなに伝わっていたのでしょう。
「これCDかな?」と思ってしまうような透明感のある歌声、軽快なリズムの演奏が次々と披露されました。みんな気持ちよさそうでした。
発表した4年生はもちろん、聞きに来た子供たちもすばらしかったです。温かい眼差し、拍手・・・。四小が温かな空気につつまれ一体になりました。
「本番の空気」というものは、本番でしか体験できません。この空気を感じるかどうかで、今後の意欲に大きな差が出ます。今日発表した4年生は、きっと「もっとやりたい!またやりたい!」と思うことができたと思います。さらに、次は「1人で演奏したい!」、「次は演技を見せたい!」など、思いが広がった子もいるかもしれません。見ていた3年生の中には「私たちもやりたい!」とつぶやいていた子もいたそうです。これが、「主体的になれた」ということです。
子供たちに主体性を育てるためには、子供たちがその気になる「タイミング」と「きっかけ」が大事です。おおげさかもしれませんが、この大階段だライブをきっかけに、夢を見つけられた子もいるかもしれません。
「みんな大満足!」で終わらないところが肝心です。このタイミングの振り返りがさらに子供を伸ばします。昼休みの後は、大階段がまた別の空気になりました。担任から、「なんでこんなに満足できたのか」と。「あきらめないで、たくさん練習したから」とうことを全体で共通理解しました。きっとこの子たちは、大階段ライブをきっかけに、「努力を継続する」ということの価値に気づいたことでしょう。「努力の大切さ」は何度もきいたことでしょうが、こうやって「実感」することが大事です。取組や活動の後の振り返りは、本年度、四小全体で力を入れてきたことです。
大階段で美しい歌声を響かせている学年がもう一つ。卒業に向かっている6年生です。入学説明会に参加するため時間がない中でしたが、4年生の演奏をきいいていました。「次は自分たちが・・・」と気合いが入ったことでしょう。四小はまだまだこれから盛り上がります!