だんだん秋らしくなってきました。秋といえばスポーツ、運動です。子どもたちに人気の運動といえば、いつの時代もなぜか「ドッジボール」は上位です。ドッジボールの醍醐味は、敵にバシッとボールを当てることではないでしょうか。
そこで、もっとドッジボールを楽しくするために、また、投げる楽しさを感じるために、2年生では「投げる」に重点をおいた授業を行いました。「投げる」という運動経験が少ないことは、体力テストの結果からも明らかです。たくさんのポイントの中から、5つ厳選して伝えました。
ポイント1は、「(2,3本の指を引っ掛けて)軽くにぎる」です。ボールに縦回転をかけるためです。
ポイント2は、「ひじをあげる」です。肩の高さ近くまであげることで、うでのしなりがつかえるようになります。
ポイント3は、「(目標に対して)体を横向きにする」です。上体が捻転する力をボールに与えるためです。
ポイント4は、「体重を後ろへ」です。自分の体重をボールに与えるためです。
ポイント5は、「前でリリース」です。体重移動の距離を長くしてより大きな力をボールに与えるためです。
2年生の子どもたちは、経験が浅い分、上達も早いです。やるたびにフォームがかっこよくなっていきます。投げることが今よりも得意になってくれば、大好きなドッジボールが何倍も楽しくなると思います。
10月になると、さらに運動場が広くつかえるようになります。思い切り投げたり走ったりする姿が楽しみです。