運動会での子供たちからは、特別な充実感が伝わってきました。かっこよくフラッグを振っていた様子、大観衆の中ツバメダンスを楽しく踊れた様子、どれも本当に大きな成長です。運動会、大成功だったと思います。野球で言えばヒットや二塁打ではなく、「ホームラン!」です。では、なぜホームランが打てたのでしょうか。その子の中で何が育って「ホームラン」となったのでしょうか。
学年便りで「運動会で学んだことを、日常生活に活かしていきたい」という内容の一文をよく書きます。行事の成果を日常に活かしてこそ、学校行事としての価値があると思うからです。そのためには、「運動会で自分をのばすために、何をしたのか」をはっきりさせることが大切です。「協力するために、あなたは何をしたの?」と、具体的な行動を問う質問をすれば、自分のどんな行動が成長につながったのかを明確にすることできるかもしれません。
振り返り方はとても大切だと思います。自分のどんな行動が「ホームラン」につながったのかを知っておけば、今後、他の場面でも同じように自分を伸ばすことができるかもしれません。
自分の変化を感じ取り、今後に活かしていくことができるよう、運動会を第2ステージにつなげます。