「はじめてのきらきらデー、がんばります!」という2年生代表の言葉ではじまったきらきらデーでした。この力強い言葉で、学校全体の志気がぐんと上がりました。コロナ禍で、昨年度は中止。その分のがんばりにも期待がもてました。
人はだれでも「かがやいていたい!」、そう思って生きていると思います。子供たちも、きっとそういう思いを抱いて、日々学習に励んでいるはずです。しかし、コロナ禍で、子供たちがかがやきを発する場を十分に与えることが難しい日々が続いています。参観については様々な制限がありましたが、こうして新校舎で実施でき、喜ばしいことです。
今年のめあては、「自分もきらきら、友達もきらきら」です。自分がかがやくためにどんな準備をすればいいのか、発表の仕方を粘り強く考えてきました。肝心なことは「伝えること」です。伝わるように工夫することが大切です。間違い、失敗など気にする必要は全くありません。考えるべきことは「伝わったかどうか」です。
また、友達のかがやきを見付けることも、大きなねらいです。自分と比べる必要はありません。自分は自分として、友達は友達としてのよさを見付け、認め合うことが大切です。こういう認め合いを通して、多様性を受け入れることができるようになり、他者と協働できる人へと育っていきます。
子供たちがひときわかがやきを放とうとするとき、それは、おうちの方に見てもらえるときではないでしょうか。 御家庭で、お子さんのかがやき、友達のかがやきをいっぱい話題にしていただけたらと思います。
そして、本校で大切にしている学習活動、「振返りの時間」です。この日を迎えるまでの自分とこれからの自分をつなげて考える時間です。積み重ねてきた今までの努力で、自分はどこま到達できたのかを認識します。「何かをつかむためにはどのくらいの努力が必要なのか」が、だんだんわかるようになります。
考えたことは、だれかに聞いてもらうことでより鮮明に自分の中に残ります。アウトプットすることが定着のポイントです。
自分のかがやきも友達のかがやきも大切にできる子が、四小にはたくさんいます。