「長縄8の字跳び」の取組がスタートしました。みんなでリズムよく声をかけながら調子よく跳びぬけると気持ちがよいです。
その「長縄8の字跳び」、ただ楽しいだけではありません。子供の「運動神経」を鍛えることができる大変お得な運動なのです。
運動神経は、「定位・リズム・反応・バランス・変換」の5つの「コーディネーション能力」という視点で見ることができます。長縄8の字跳びには、その全部が入っているので、運動神経を高めるためにとても効率的な運動だと言えます。
定位能力:なわと自分との距離感をはかる。 リズム能力:なわに入るタイミングをはかる。
反応能力 :入るタイミングに反応して動く。 バランス能力:踏み切ったときの空中姿勢を保つ。
変換能力:助走から踏切に動きをかえる。
おにごっこやドッジボールなど、遊びの中でもコーディネーション能力を高めることは十分にできます。長縄8の字跳びを通して、子どもたちのコーディネーション能力が高まれば、走ってきた勢いを踏み切って跳躍に変換する「走り幅跳び」「跳び箱」や、相手との距離をはかりながらボールを操作するサッカーやバスケットボールでの動きも向上するかもしれません。
回数が伸びなくてもこの運動にチャレンジしていることで、子供たちの運動神経は発達しています。