第四小では、朝の活動で週2回清掃をしています。本年度は「默働清掃」として取り組んでいます。「友だちとの会話をせず、黙々と」に挑戦しています。
黙って取り組むことで、手がよく動くようになります。作業の効率が上がり、きれいになります。この頃、手が動くスピードがぐんと上がりました。
教師も一緒に活動します。その姿を見て、子どもたちも「やらなきゃ」という気持ちになるとうれしいです。
すばらしいなと思ったことは、背中をかがめたり、ひざを曲げて低い姿勢になったりしていることです。姿から一生懸命さが伝わります。
もう一つ、默働で育つものは「考える力」です。何をどのようにやるか、友だちに頼らず自分で考え、判断して行動することが必要だからです。また、作業が一通り終わった場合、何をすればよいかをさらに考えなくてはいけません。
默働清掃をすることで、自分たちが使っている場をきれいにすることはもちろん、生活の中で困ったときに、「どうすればよいのか」を自分で考えて行動できる子に育つことを期待しています。